コーヒー片手にドラマと英語

ドラマ/映画/ファッション/インテリア

Revenge/リベンジ(2011-2015)

ゴシップガールを観終わってしまって

抜け殻のようになっていたところを救ってくれたドラマ、「リベンジ」。

 

美女が復讐ねえ。復讐とかちょっと暗そうだけど

まあ1話くらいは観てみるか、、くらいのノリで見始めたが最後。

完全にビンジウォッチングに。(=時間のあるかぎり見続けた)

 

なぜかって?

まず、舞台がハンプトンズ。UES住民が別荘を持っている高級リゾート地で、ビーチがある(エマニュエルはビーチが大好き)。ビーチ近くなのでファッションやインテリアも若干西海岸ぽい。ゴシップガールでエリック役だったコナー・パオロが出てる!そして、ちゃんと物語の核となる「謎」がある。キラキラ、プラス謎。ハマらないわけがない。

 

おすすめ度:★★★★★

キーワード:ゴージャス/セレブ/ビーチ/ファッション/ドロドロ/非日常/謎

 

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【独占公開】 ドラマ「リベンジ

 

▶︎簡単あらすじ

主人公のエミリー・ソーンは、無実にもかかわらず罪を着せられ亡くなった父親の仇を討つため、父親を陥れたグレイソン家に復讐する物語。

父親の遺した遺産と自らの美貌を生かし、名前を変え、ハンプトンズでも名家(という設定なのかな?)とされているグレイソン家に近づき、容赦なく復讐を果たしていく。

 

富や名声、美という光のキラキラした部分が強いほど、黒く深い影が生まれる、という構図を鮮やかに表現したドラマかと。

謎が少しずつ明かされていき、ドラマにしては比較的背景も作り込まれているので観応えがある(特にシーズン1&2。3と4も、まあ、勢いで持っていってくれる)。

 

▶︎使える&好きな英語フレーズ

This is not a story about forgiveness.(これは、「許し」についての話なんかじゃない)

エミリーの最初のモノローグで、印象的。This story is not..ではなく、This is not、と文章の前の方にnotを持ってくることで、追い込んでいくんだなっていう空気感が伝わってきた。

 

To carry a secret is to play with fire.(秘密を持つことは、火で遊ぶことと同じ)

これもそうだけど、ゴシップガールと同じように人生訓とか何らかの示唆についてモノローグが入るところが好き。

 

Just stay right where you are and do not do anything "revengy" until I get there.(とにかく動かないでそこにいて、僕が来るまで「復讐」の「ふ」の字もしちゃダメだよ)

ノーラン・ロスのセリフ。ノーランのセリフは可愛くて好きっていうか、ノーランが憎めなくて好き。

 

So, what does the world sans Victoria Grayson even look like?(で、ヴィクトリア・グレイソンのいない世界ってどんな感じ?)

ノーランはウィットのあるセリフが多くて聴いていて楽しいけど、これはフランス語のsans(=without/〜のない)を使っていてIQの高い天才という彼らしい言葉選び。

 

▶︎インテリア

舞台がビーチリゾートのハンプトンらしく、エミリーの家は東海岸というより西海岸テイストが少し入っていて、白と水色が基調かつ木のイメージが強い感じ。

WTWなんかが近いかな。

www.wtwstyle.com

 

▶︎徒然メモ(※ネタバレ有り)

ドラマ唯一の良心、ノーラン・ロス

ゴシップガールのチャックのように、知れば知るほど味のある男、ノーラン。ウィットに富んだ会話が素敵で、情が深くてエミリーの保護者代わりの良いやつ。ノーランを演じるガブリエルはモデル出身で、キャリアも意外と長く、若く見えるけど演じたときは40代。信じられない。

 

グレイソン家の長男、ダニエルの闇落ち

最初は純粋でちょっとアホな感じのイケメンセレブのダニエルが、グレイソン家の秘密や、エミリーの事情を知ってからはどんどん闇落ち。最初は大学生でたまにハメ外して、みたいな典型的なお坊ちゃんだったのが、どんどん顔つきが悪くなっていくのが悲しい‥。また、エミリーと実生活でも夫婦になったのはびっくり。ダニエル演じるジョシュ・ボウマンはエイミー・ワインハウスマイリー・サイラスと噂があったみたいだけど、エミリー演じるエミリー・ヴァンキャンプはカナダ人で地に足がついてそうな子。幸せになってほしい(大きなお世話)。

ちなみに、闇落ちでいったらダニエルだけじゃなくて、エミリーの初恋のジャックだって性格悪くなってたな。しょうがないか、ゴシップガールのダンと一緒だ。

 

日本人が日本人役を演じてる!

これ、珍しいんです。なのでとても嬉しい。日本人以外のアジア人が演じることが多いんだけど、そうなると顔つきとか日本語の発音にめっちゃ違和感ありなので。真田広之さんがエミリーの武道の師匠なんだよね。でも、なぜか途中で真田さんから違う人に変わってて、ショック。そりゃ脇役だけど、おい!っていう。顔、似せようともしてない笑。

 

死んでたはずの父親ひどい

エミリーの記憶の中では優しくて愛情あふれるパパなんだけど、いざ父親が生きてた!帰ってきた!ってなった後、何気に娘の扱いが酷いのが気になってしまう。もやもや。不倫の現場を子どもが見ちゃった後のフォローなんか最悪だし‥でも逆にその方がリアルで良いのかな。人の脳って記憶を都合の良いように改ざんするもんね。

 

エミリー・ヴァンキャンプがとにかく可愛い

主人公のエミリー・ソーンことアマンダ・クラークを演じたエミリー・ヴァンキャンプはカナダ人の女優。これがまた日本人好みの丸顔の美女。甘い顔立ちで好き。発音もカナダ人らしくフラットでNYと比べると落ち着いた感じで英語の練習にはもってこいだと思う。現在はわからないけど、エミリーのお姉さんは日本に住んでいて、ご主人がNHK勤務だとか。ケイティ・ヴァンキャンプさん、LinkedInに作家で登録があるね。

 

もう一回見直そうかな〜。Don't I always?